「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」感想
2017/04/06
21:00
昨日のブログでも書きましたが、
過去の私は神様を信じておらず、
毎年する初詣すら意味があるのかよくわからないでいました。
しかし主人が日本神話に興味を持ちはじめ、
様々な神様がいる神社に行くと
神社の個性的な部分がわかって面白い。
そんな中、
より一層神社に行くのを楽しみにさせてくれたのが
この一冊でした。
著者であるリュウ博士は科学者でありながら
霊能者でもあるらしく、
霊能者とカミングアウトするにあたり
勤めていたコンピュータメーカー(年収1000万円近く)
を退職したという方。
そのため本書は
統計学とスピリチュアルの両面で書かれていて
内容に混沌を感じます。
根拠のない内容に関しては
「ふーん、そうなんだ」と思ってみながら
読んでみるといいかもしれません。
ちなみに私はスピリチュアルや不思議な力に関しては
肯定も否定もしないタイプです。
なぜなら、
この世は「根拠も理由もわからないけれど起こる現象」
が多くあると思うからです。
そして本書の中のある部分に関心を持ちました。
それは、
神社の神さまは何らかの形で挫折や悲しみを味わっていて、
のちの世の人たちが自分と同じ思いをしないように
神様になったという話。
たとえば、
天照大御神が天岩戸に隠れて
世界が真っ暗になった話は有名ですが、
このように引きこもって苦しんだからこそ
すべてを照らす太陽の神になったとか。
このような考え方は、
神様が自分の気持ちに寄り添ってくれたり、
自分の苦しみや悲しみをわかってくれるかもしれない
と思えるので、
素敵だなと純粋に思いました。
神社に行くのが楽しみになる一冊なので、
おすすめしておきます。
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